im@sparqlのすゝめ

Linked Open Data Advent Calendar 2020 1日目の記事です。

sparql.crssnky.xyz

当ブログでは何度も記事にしているim@sparqlです。

IM@S(アイドルマスター) + SPARQL = im@sparql

つまり、アイドルマスターの世界がSPARQLで検索できるということです。
(VR Readyという単語に倣って、アイマスが"SPARQL Ready"と言ってみてる)

利用者のターゲットは、アイマスエンジニアです。
アイマスエンジニアとは、エンジニアリングを通じてアイマスにContributeする(二次創作的な活動を行う)人を指します。
何かを制作する際、必要な情報をDBやファイル等に書き出しておく必要があるときがありますが、各アイマスエンジニアがそれぞれ必要な情報を1から構築し、利用できるようにするのは削減できる手間だと考えました。
個々の作品に囚われず、誰もが汎用的に使えるDBがあれば...
そんな思いからこのデータベースが生まれました。

まぁ、「自分がアイマスの知識をSPARQLで検索したい。」ってのも半分ありますが....

SPARQLの書き方を覚えるという手間は増えてしまいますが、アイマスに関する情報群を自分で構築し、利用できるようにする必要はなくなります。これにより、アイマスエンジニアリングの障壁が低くなると思っています。

たとえば...

このようなクエリを書くだけで、アイマスのアイドルのイメージカラーを一挙に取得することができます。また、im@sparqlは更新し続けているため、新たなアイドルが登場及び既存アイドルのイメージカラーが追加されても作品を改修する必要はありません。

im@sparqlの情報を上手く利用することで、以下のようなWebアプリ(作:@myskngさん)を作成することができます。

illumituner.firebaseapp.com

im@sparqlには以下のようなドキュメントサイトも用意してますので、ぜひご活用して、プロデュースの手助けになるツールを作ってみてください!!

doc.crssnky.xyz