あんたはここでふゆと死ぬクエリ解説

Linked Open Data Advent Calendar 2020 4日目の記事です。

「あんたはここでふゆと死ぬのよ」
なぜか流行ってしまった、シャニマスの黛冬優子のセリフ。
いや、彼女のセリフではありません。喋ってないのに流行ってしまった、謎のネットミームです。
今年の「ネット流行語100」にもノミネートされているみたいで、シャニマス界隈でたいへんな盛り上がりをみせていました。

このセリフ?は、「あんたはここで」「ふゆと死ぬのよ」で7文字・7文字で分けることができ、短歌の下の句にピッタリだということもよく注目されていました。そこで、百人一首 on SPARQLを利用して、様々な百人一首の和歌をミームで染めていこうと思います。

各歌が上の句・下の句で別れているため、かなり簡単なクエリで実現することができました。では、解説していきます。

  1. 百人一首 on SPARQLの語彙のためにPrefixを定義します。
  2. (空行)
  3. 詠み人と歌自体を取得します。
  4. (where句)
  5. ogura:Poetで詠み人を取得します。
  6. ogura:UpperPhraseで上の句を取得します。
  7. 歌を組み立てます。まず、concat句で上の句と例の文字列を結合します。
    そして、bind句でconcat句の戻り値を変数に格納します。
  8. 表示順序をランダムにします。また、100首は多いので10首に絞っています。

以上!